(お母様)最初のきっかけは、2011年3月11日に起きた東日本大震災でした。家の耐震性が心配になり丹澤工務店さんに耐震診断をしていただいたのです。
その1年後、娘夫婦が同居してくれることになり、建て替えるかリフォームするか迷いましたが、耐震性に問題がなかったのでリフォームをすることにしました。
(お母様)この家は、32年前に丹澤工務店さんに建てていただいた家です。
丹澤工務店さんは、松戸に住む叔母の紹介でした。この家を建てるために、建築会社さんを探していたところ「松戸の地元に良い工務店さんがある」ということで紹介してもらいました。
30年以上経っても耐震性に問題はありませんでしたし、途中お風呂のリフォームなどもしていただいていました。
そういったお付き合いをさせていただいていたから、今回のリフォームもお願いしました。
(お母様)長いお付き合いで丹澤工務店さんを信頼していましたから、他社へ見積もり依頼などはしていません。
(ご主人)築30年以上経った家ですけど、『後30年暮らせる家にしてもらいたい』というのが第一の希望でした。
二世帯住宅として、台所やお風呂など共同で使うことになるので、お互いが使いやすい設備を選びたいと思いました。
丹澤さんには、何回も来ていただいて、話し合いに参加してもらいましたね。
(奥様)リフォームを担当してくれた大工さんは、この家を建ててくれた大工さんだったんです。母は、「お互い歳をとったね」なんて言いながらすぐに打ち解けていましたね。
家を建ててくれた大工さんで、この家のことは全て知っているので、なおさら安心だったようです。
娘も大工さんと仲良くなって、朝、車の音がすると「大工さんが来た!」と言って、庭に出て行っていました。
大工さんに対して気むずかしくて話しづらいイメージがありましたが、丹澤工務店さんの大工さんはそんなことはありませんでした。話やすく、何でも相談に乗ってくれましたね。
(奥様)私達はアパートに住んで週末に見に来るだけでしたが、母は暮らしながらだったので、大変だったと思います。
それでも、昔から知っている大工さんで気さくな方でしたから、余計な気を使わずにすんだと思います。
(ご主人)良いですよ!
キッチンが新しくなって、使いやすくなりました。対面キッチンにしたので、家事をしながらでも子どもたちのことを見ていることができますし、動線が良くなったので家事も楽になりました。
私は体が大きいので、アパートのお風呂は窮屈でしたが、足を伸ばせるお風呂は良いですね。
(奥様)大工さんが母に、「押入れの棚の高さを10cm下げておくと、歳をとってからの布団の出し入れが楽になるよ」とアドバイスしてくれました。
経験豊富な大工さんだからこそだと思います。
おかげさまで、本当に暮らしやすい家にリフォームすることができました。
(ご主人)本やインターネットに書いてあることを鵜呑みにしないで、ご家族で話し合いながら、『何を変えたいのか?』をまず決めることが大切だと思います。
そして、何を変えたいのかを決めてから、仕事を依頼する会社の方に会うことですね。
家族や建設会社の人と十分に話し合い、気軽に楽しんで決めていくことが、リフォームを成功させるコツだと思います。
30年前に家を建てた大工さんと今回リフォームを担当させていただいた大工さんが同じだということを聞いて驚きました。
リフォームは設備や仕様を新しくするだけでなく、長年の経験と高い技術が要求されることもあり、新築よりも施工が難しくなる場面もあります。
今回のリフォームがS様にご満足いただいたのは、皆さんが楽しんでリフォームに取り組まれたからだと思います。